本センターは、従前からのゲノミクス、トランスクリプトミクス、プロテオミクスに加え、質量分析(Mass spectrometry)による代謝産物等の成分解析(メタボロミクス)を行い、それぞれのオミクス解析を統合し、生命現象の理解や病態解明、疾患診断法開発の研究およびその支援を目的としています。
これまで医学部キャンパスにおいて設置されていなかった質量分析装置をセンターとして管理維持し、分析オペレーションおよびデータ解析までを実施します。特に、これまで本センター構成員が長年進めてきた医工融合研究の技術的基盤やそのノウハウが、様々な学術領域での学内シーズの発展や新たなシーズの萌芽につながることを目指しております。