受託分析 -analysis-

質量分析装置を用いたメタボロミクスの受託分析と従前の各種オミクスを含めた統合解析を行います。ただ分析結果をお返しするだけでなく、そのデータの解析方法や臨床応用を目指した成果の利用方法等の相談に応じて、助言や共同研究体制を構築し、学内研究開発の発展に繋げていきます。

受託分析の種類

網羅的代謝産物分析(リン脂質、一次代謝物)
約400種のリン脂質、約100種の一次代謝物をLC-MS/MSで分析します。
成分一覧はこちら

特定成分分析
試料中に含まれる薬毒物などの単一成分の定量分析を行います。
(別途メソッド構築が必要な場合があります)

スキャン分析
10~1200 m/z (分子量)の成分のマススペクトルを調べます。主に、本学発の技術であるPESI-MSを用いて分析します。

※ 分析にご興味があり、分析内容を詳しくお聞きになりたいだけでも、ご遠慮なく問い合わせください。

※ 本方法論の開発やそれを利用したこれまでの成果については、研究内容のページをご参照ください。

オプション(分析開発及びデータ解析)

・サンプル前処理
・データ解析(MSピーク同定)
・データ解析(検量線、定量解析)
・データ解析(多変量解析、オミクス統合解析)
・メソッド構築(新規成分のLC-MS分析のメソッド開発、条件検討)

試料の種類

・体液(血清、血漿、鼻汁、尿、脳脊髄液など)
・組織(手術検体、解剖断片など)
・細胞等(培養細胞、培養上清など)
・環境試料(土壌、環境水、植物など)

※ヒト検体の場合、倫理委員会の承認をご確認ください。必要に応じて、プロトコル内容もご相談ください。

特殊な生物試料や新規の環境試料については事前に条件検討が必要な場合があります。

※その他、上記以外の試料でも、一度問い合わせください。